ここでちょっと大学の通信教育課程に入って勉強する目的を見てみましょう。私は勉強会のサークルに所属しており、そこで沢山の人達と出会いました。その人達から聞いた大学の通信教育課程で頑張る目的を紹介したいと思います。
定年退職後の自己研鑽
私の周囲には60歳を超えたご年配の方々が沢山いました。60歳を超えたご年配の皆さん異口同音に家にずっといても時間を持て余してしまう為、色々と考えた挙句大学の通信教育課程を選び大学の図書館に通って好きな研究をするなどとおっしゃっておりました。
ある方は高校を卒業して50年近く会社に勤務し、やっと好きな歴史を大学で勉強することが出来るようになりとてもワクワクしているんですと言っていた事を思い出しました。また、ある方は子供がやっと社会人になって好きなことが出来る時間が出来たので、大学で哲学のことを勉強したいんですと言っていたことも印象的でした。
ある80代の方は現在経済学部に在籍しているのですが、過去に文学部と法学部を卒業していて、今回が3学部目のチャレンジとの事。この歳になって微分積分など計算を用いて学ばなければならないのが大変で大変でと仰っておりました。経済学部を卒業するとグランドスラムですね。是非、頑張って頂きたいと思っております。
キャリアアップやチャレンジング
私の友達にはこのような人達が多くいました。高校を卒業したのですが色々な理由で大学へ行くことが出来ずすぐに就職し、ようやく今は自分一人で何もかも出来るようになったので、大学に入り今迄果たせなかった好きな学問について勉強することになりましたとの事でした。
ある友達は出会った時技術者として会社勤めをしていたのですが、将来を案じ企業経営に関するコンサルタントや事業を自ら立ち上げる力をつけるために大学の通信教育課程に入り、経済原理の基礎から経営学、商学に亘る幅広い知識を身に着けるんだと言っておりました。
社会人の方々で昔4年生大学を卒業した人達は、今になってはこの通信教育課程の大学を卒業しても、現在所属の会社で最終学歴は変わらないけど、日本で卒業が一番難しい通信教育課程にチャレンジするんだという方々が沢山いたのがとても印象的でした。
全体的に30代未満の方が半数位を占めるイメージです。大学から公表されているデータでもそのようになっております。また殆どが社会人で、それまでの学歴は高校卒、短大卒、4年制大卒様々です。中には昔は文学部を卒業し、社会人になってから同じ大学の法学部に入学したという方もいらっしゃいました。
通信教育課程は入学することはそれほど難しくありませんが、最上位の大学の通信教育課程を卒業するのは超難関です。この超難関に立ち向かって卒業するんだという内に秘めたチャレンジャーだけが卒業しているんだなと思います。
でもこれを見て私には難しいとは思わないでください。少なくともこのブログを自発的に見て下さっている方は、志の大小はありますがチャレンジャーの方だと思います。決して諦めなければ卒業出来るのです。諦めず、ルール通りにレポートを作成し、テキストや参考文献を何度も読んで知識を身に着け科目試験を突破して、最後は皆さま念願の卒業論文の執筆を大いに楽しんでから栄光を掴んで下さい。
皆さん、大学の通信教育課程に興味が湧きましたか?
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。